夜行金魚@SAOMAI

あいにくこの日は某百貨店の店番が入ったために、帰宅が遅れてしまった。本来ならば例の浴衣で参加する予定だったが、この時間では遅すぎる。その旨をメイクルームに伝え、予定をキャンセル。着ぐるみで参加することにした。もちろん、「参加するかしないか」の逡巡が果てしなくあったことは言うまでもない。
 このイベントは先日あった「ホスピタルGOGO!」「サキノハカ」と同じ主催者・主催団体である。よって、若干似通った内容や参加者だったり、身内ノリであることは否めない。それでも、いろいろとお手軽なので参加しているのだ。
 ミナミなので、パーキング代節約のために自転車でアクセス。およそ30分ほど。そして着替え一式を持って会場入り。グラサンをかけ、頭にはタオルを巻き、下はジャージで上は黒シャツという変な恰好。トイレでそそくさと着替える。着替えてから出るときがすごく緊張するのだ。馴染んでしまえばどうということはないのだが。今回は時間を区切ってのショーケースなどはないようだった。高い位置の踊り場で花魁のような姿の踊り子が入れ替わり立ち代り踊ったりパフォーマンスをしている。DJも同様である。和装が主題のため、パフォーマーも客も必然的に和装テイストが多い。逆に、至って普通の服装の客もけっこういる。場所が場所だけに、ほかのクラブから流れてきた客もいるらしい。
 股関節がまだ痛いため、そうガシガシと踊れなかったが、前回よりは多様多彩に動けたように思う。飛び跳ねもした。妖しくもセクシーな動きもやった。カメハメ波も放った(笑)。
ただ、被り物をしているので、暑くてたまらなくなる。といっても着ぐるみをしていると水分補給がとても億劫なのだ。我慢するのはあまりいいことないのだが。
 で、別にむちゃくちゃ腹が立つわけでもないのだが・・・・・・・・・あのバカ女め。調子のりやがって。あきらかに鬱陶しい系のノリで話しかけてきやがった。どうも度が過ぎる感じのふざけ方になりそうだったので早々に退散した。しかもごついだけで変な恰好をした彼氏もいっしょで、「中の顔がみた〜い」とかいう女の言葉に反応してマスクを脱がせようとしてきた。さすがに本気でなかったようで助かったが、それは非常にまずいことだ。おまけに(壊れてはいたものの)団扇もそのバカ女に取られてしまった。もうかかわりたくなかったので回収はあきらめた。もっとも、「返して欲しい」という表現ができなかったということもあるが。こういう雰囲気になると一気に標的になりがちになるので怖い。しかも単独である。疲労もあるし明日も早いのでコソーリ撤退することにした。トイレで着替えて、そそくさと退出。中の人であることは知られてはいけないのだ。これが「着ぐるみ」のルールである。
 帰り、やはり少し体調が思わしくなかった。おそらくは軽い脱水だと思われる。水分補給しながら家に着いたのは2時過ぎ。早く寝てしまわないと・・・・・・明日は琵琶湖オフ。

 余談だが、この時、しつこいナンパや痴漢があったらしい。ナンパといえば・・・・・やけに踊り場の女の子(DQ含む)にかぶりつきで話しかけている男がいた。もちろん普通の恰好。あれだったのかなぁ。しらけるね。ナンパは普通のクラブイベントでやれ、と。