雑感

 今日から6月である。なんというか、月日の経つのは早いもので、あっという間に時間は過ぎていく。日々、惰性に埋没していく感がある。仕事が忙しいせいもある。
 さて、その仕事だが、休みが月平均2回しかなく、また休みたい日に休みにくい。残業こそめったにないものの、6時ごろに帰れることは少なく、拘束時間は長い。先輩後輩の上下関係は体育会系のそれとなんら変わることなく、口答えは基本的に許されない。とりわけ主人(社長)が白といえば黒いカラスも白くなる。そんな感じの、非常に保守的な業界である。労働基準法もへったくれもない。おまけに途中で辞めようものなら二度とこの業界に入れなくなる。給料は激安で、向こう5年は絶対に上がらない。賞与なんてあり得ない。何故か? 私の身分が「丁稚奉公」であり、正社員でもなければ従業員でもない。修行中なのである。「修行させてもらっている上に金までもらえる」という考えである。こき使われているワケなのだ。
 
 私のプライベートな活動が縮小するのも無理はない。帰宅するとついついパソコンを眺めるだけで終わったり、居眠りから寝床へ直行ということもよくある。生き物の世話も面倒くさい。休みが取りにくいのでオフ会が開けない。出かけられない。何も書けない。寝たい。食いたい。このように、仕事の惰性で日々が過ぎていってしまっているのだ。いままでに何度もこの生活を打破しようと試みたが、それこそ三日坊主。なんということだ・・・。私にはやりたいことがあるというのに。このまま日々が過ぎ去っていくのは悔しい。今の修行が終わってからなんて悠長なことは言っていられない。あと3年で独立できたとしても、毎日が忙しいのはおそらく変わりないだろう。給料がきちんともらえるわけでないから余計に辛い場面が多いと思われる。

 仕事なくして今のライフスタイルが保てるわけもなく、またライフスタイルを保とうとするからこそ仕事に打ち込める。とはいうものの、仕事がメインになってしまうのはやむを得ないことか・・・。しかし、あきらめるわけにゃイカンね。