搬入

 今日は催事のための搬入作業がある。作家の作品を展示して販売するのだ。荷物が少ないために搬送業者を使わずに自分たちで運び込む。大きなカゴ車(大型の台車)で3台くらいで済む量なのだ。
 わりとスムーズに運び込み、開始時間になったので飾りつけ開始である。商品を出して、空になったダンボール箱を裏のストックに直していく。そういう作業自体はそんなに時間がかからなかった。が、飾り付けが大変だった。作家の先生が頭をひねるひねる。「別によろしゅうおますやん」と突っ込みをいれたくなるくらい、考える考える。おまけに息子と娘も来てたものだから(口をはさんで)余計にややこしい。
 も〜〜いいかげんにしてくれやぁ〜と心の絶叫ががらんとしたフロアに響き渡った。