イベント目白押し

 なんといっても今日の目玉は「毛皮族襲来」だろう。劇団なのだが、非常に面白そうだ。私の情報キャッチが遅かったせいもあり、残念ながらチケットは取れずじまい。スタジオSWitchの女将は既にチケットをゲットしていたようで、さすがに業界的なコネというやつか。私は曖昧な返事をしていたため、チケットをゲットし損ねたのだ。上演後、どうやら劇団の人たちも含めて梅田・堂山で遊ぶらしいので、混ぜてもらおう。
 仕事が終り、女将に電話する。全然つながらない。ああ・・・こりゃ飲んでるな、と諦めた。一緒に行っているメンバーも誰かわかるわけもなく、まさか堂山の店を一軒一軒見て回るわけにもいかない。第一、私は堂山にはあまり行かないので非常に疎い。仕方ないのでSWITCHに電話。誰もいない・・・・・・。さて、どうするかな、と(;´Д`)

 クラブのポータルサイトを見まくった。どこかに良いイベントはないものか? 安くても入りにくいところ、大箱だが高いところetc。今日はどれも帯びに短し襷に長し、というやつだな。そういうことならば、ここはひとつ、大きいところで手堅く行っておくか!と心斎橋「PLATINUM(プラチナム)」に決定。ここは正直、高い。私はよく知らないのだが、かつての「マハラジャ」などと髣髴とさせるつくりらしい。前から行ってみたくはあった。男性はジャケット着用のこと、とドレスコードはわりと厳しいようで、大人の遊び場の雰囲気を売りにしているようだ。まぁ、正味なところは行ってみなればわからない。そんなところだから敢えて着替えて行くこともないか・・・。どちらにせよ、トランスしていると非常に踊りにくいからな。
 
 タクシー代をかせぐためにチャリンコで向かう。店の(見えないところ)手前で停めて、歩いていくのだ。入り口には黒服が2,3人立っている。ちょっと入りにくいなぁ。一人では余計に入りにくい。私の憶測かもしれないが「何しにきやがった?」的な視線がちょっと痛い。止むを得ない。このリーマンスタイルは私の定番でもある。このダサイ恰好をした人間がいきなり踊りだすギャップこそが狙い。普通の恰好で踊ってもあまりインパクトはないし、相応のテクニックが求められてしまう。話を元に戻すが、さすがに他所の大箱よりも(グランカフェやアンダーラウンジ)丁寧な対応であると思う。
 
 入ってみれば、たしかに80年代のジュリアナを思い起こさせる雰囲気・・・だと思う。私はテレビでしか見たことがないので何とも言えないが。もっとも、サイトの店内図よりも狭い印象だ。で、既にダンスフロアは人が多い。こりゃ〜アカンな、とちょっと残念。そう思いつつもダンスフロアに紛れ込む。ひぃぃ、踊りにくい。ステップもろくにできん。これ以後も人が減ることはなかったように思う。周りをみれば、サラリーマンも多いが、若いのも多い。女の子と密着して踊っている野郎も実に多い。ナンパ師もたくさん来てるんかな?と。懐かしの曲がかかったり、ゲストでパニクルーが(少しだけ)登場したり、そこそこ盛り上がった。そういえば、私の周りに「出来る」と思わせる人がけっこう集まっていたり。目の前で踊っていた、グラサンをかけた丸刈りの兄ちゃんは見たことのないステップをしていたな。あれか、ハマチャチャか?
 ひとつ気になったのはダンスフロアでタバコを吸う奴! 特に、白のスーツ、山高帽、革靴にサングラス、ギャル連れでバッチリと決めた人。身のこなしも一般人とは違っていたけれど、くわえタバコで踊るのはイケてないと思いますが? こういう時、私のようなイロモノは押しが弱いモンです。いまだJAZZレベル2もままならずの身ではありますが、何とか向上していきたいですね。
 
 途中の休憩時に飲んだベイリーズがやけに美味かったこととパニクルーの動きが半端でなかったことが印象に残ってます。