久々に夜遊び

 トランス関係の友人と以前から約束していたことなのだが、アメ村のBARに連れて行ってもらった。タトゥとピアッシングがメインのフェティッシュ系BARとでもいうべきか、わりとアングラな雰囲気が漂いまくっているという話だった。
 待ち合わせが遅い時間だったので久々に念入りにメイクできた。夜だし店内は薄暗いだろうし、ちょっと濃い目にしてみるか・・・とチャレンジしてみたが、予想以上に上手くいかない。加減がまったくわからないのだ。これ以上アイシャドウを塗ってしまうとパンダ目になってしまう。といって、このままでは薄いような気もする。ビジュアル系未満ナチュラル系以上の、お水っぽい濃いメイクとでもいうべきか、そんな感じを目指していたが、キリのいいところ?で中止。ファー付のパーカーにマイクロミニという恰好。ミニはゴルチェジーンズだぜぃ。リサイクルショップでゲットした¥2000の逸品。
 友人と合流後、タクシーでミナミへ向かう。夜更けのアメ村をテクテクと歩くなんてのは久々だ。案内されて辿り着いたのはビルの地下1階。いくつか店がある中で「バビロン」という店に入る。薄暗い中、ビザールな衣裳がブラ下がっている。カウンターにはマニアックな本がずらりと並んでいる。カウンターには6席ほど。後ろにはソファーがある。そう広くはない。肝心のマスターであるが、見た目は凄い。刈上げのドレッドヘアーにタトゥ、ボディピアスだの何だの、すさまじい。ピアッシング、タトゥ、人体改造系に非常に造詣が深いという。噂に違わない様相である。でも、いたって普通の気さくな人だった。それに、このような空間だと非常にマッチしているから不思議だ。違和感は全く感じない。
 友人は何度か行ったことがあるようで、マスターとも知り合いっぽい。友人と近況報告しあったり、他の客としゃべったりで、なかなかマターリした時間が過ぎていく。マスターが飼っているペットも見せてもらった。ヘビとかトカゲである。飛び切り珍しい種類ではないが、大事に育てられている。また、自分でオリジナルの服もデザインしている、いくつか見せてもらったが、なかなかカコイイ。戦闘服的なイメージで、ストラップやベルト、金属部品の使い方が上手いと思う。
 3時を過ぎたあたりで帰ることにした。小腹が空いたので松屋に入ってカレーをモグモグと食べる。少しダラダラ。お互い大変だねぇと溜め息半分励まし半分ってところか。私が帰宅して就寝したのはほとんど6時。慣れているとは云っても、やはり堪える。骨身を削って遊んでますナ。時間がない分、真剣に遊ぶようになった感じかねぇ。