12/18のサンケイ新聞のコラム。
最近の親についての内容である。
抜粋だが「子どもが見ていれば見ているほど居丈高になり、あたかも法破りが強い人間の証明であるかのように、得意の表情さえするのである」ということなのだ。会社や職場などではそこそこ常識人だが、ファミリーで行動を始めた途端に、モラルやマナーを踏みにじり、ひどい時には言葉つきまで下品になることさえ珍しくない。たぶん、似たような場面はあらゆるところで起きていると思う。子どもの前で見せる親の「強さ」。


昔、ゲームセンターでバイトしていた時にも似たようなことがあった。ゲームセンターは風俗営業法のため、18歳未満の未成年者は親の同伴があっても10時以降は入れない。でも、そんなことを知ってか知らずか、お構いなしに入ってくる。そこでお帰りいただくのが仕事のひとつである。タテマエ上、風営法の旨を注意しておくだけでもいいのだが・・・・・・・そんなことをしていたらゾロゾロゾロゾロ入ってくるのでそういうワケにもいかず、極力帰ってもらうように努める。ただし、皆が皆、おとなしく帰ってくれるワケではない。プリクラを撮ろうとした親子連れの父親に子どもがいる前で、
「(プリクラを撮らせないなら)シバくぞ!」と怒鳴られたこともあった。
そこまでしてプリクラが撮りたいか?ほれほれ、いくらでも撮れ。たったの¥400で家族の絆が確認できて安くついてよろしいなぁ・・・と心の中で皮肉るのだが。

子どもの目に親の背中はどう映るものか。