a feeling of gratitude

 今のところ仕事も劇的な忙しさはない。わりとのんびりしている。これから年末年始。年始明けに向けて多忙を極めそうである。嵐の前の静けさというのは少し大げさか。今のうちにのんびりさせてもらおう。
 今日の夕方。店のお姐さんから封筒を手渡された。「a feeling of gratitude」と書いてある。「? 出金伝票のお金っすか?」。「アホッ よぅく見てみぃ!!」と一喝される。

こ、これは・・・まさか?!?! 信じられん!

 さっそく主人の部屋に出向き、お礼を言いに行く。金額の多寡は問題ではない。臨時収・・・ゴホ、いやこの心遣いがとても嬉しい(というかさ、あのケチな主人が珍しい!)
主人は「ご苦労さん」と静かに言った。そして訓示もそこそこに、意外にも私の父のことを話し始めた。実は私の父はあまり加減がよくないのだ。それに関してのことである。既にお姐さんや若主人からそういう話はされていたが、とうとう主人から言われるとは・・・いや、心遣いをとても有難く思う。いろいろと話はあったのだが、単刀直入に言えば皆、異口同音に「病院へ行って見てもらったほうがいい」という旨なのだ。既に母とも話していることだが、そう簡単ではない。本人がなかなか首を縦に振らないだろう。しかし、やはりそれなりのコトをしておかねば周囲にもカッコがつかない。なによりも、これ以上の悪化を防がねばならない。

 早いのか遅いのかよくわからないが、新しい年がまた始まる。3年目を過ぎるか・・・。