衣装探し

 さて、今日は20日ぶりの休みである。出張も控えていることだし、着替えて出かけようと思ったのだが、発表会用衣装が12/11に要るという。これは時間がない。ということで足らない衣装を探しに出かけた。
 JAZZはともかくHIPHOPは急ぐのでそちらをメインにする。ジャージは既に注文済みということなので、インナーと小道具を探しに行く。求めるものは肋骨が描かれているTシャツと手の骨の模様がある手袋だ。イメージとしてはだぶだぶのジャージから覗く骨という感じである。ネットでは探してみたものの、意外とないのである。まずは難波シティを軽く覗く。次に堀江。一軒。それらしいものを扱っている店を聞いたのだが、なんだか入りにくい感じだったのでパス。ああ、意気地なしだ・・・。直後、仕事関係のメールが入り、憂鬱になる。もうホームセンターで白い塗料を買って製作しようと思ったが、思い切ってアメ村を見てみることにした。
 まさか全部見るつもりはない。広くて私も全然わからないのだ。とりあえず四ツ橋から御堂筋までを横切って歩く。三角公園を過ぎたあたり、たまたま左側を見てみたら、スカジャンなどを扱っている店が目に入った。

「・・・・・・。」
疲れているし、そのまま素通りしようかと思ったが、入ってみることにした。入り口のバカTに見とれていたり、パンクなジャケットを欲しがったり、さほど広くない店内を散策。店員に声を掛けられたのでちょいと聞いてみることにした。
「そこのスカジャンみたいな肋骨柄のTシャツってないですかね?」
「えー・・・ああ、ありますよ」
この段階でもあまり期待はしていない。舞台栄えしない細かい柄ならばどうしようもないからだ。出てきたTシャツは思ったよりイケてる柄だった。なにより太くて単純なろっ骨柄なのだ。これくらいでないと客席からは見えないはず。値段もまぁ・・・この急ぐ状況なら仕方ないか、という具合。半そでのSサイズを購入。ついでに骨柄の手袋もあったので合わせて購入。なんとふたつも一度に揃ってしまった。なんたる僥倖。

ただし、衣装代としてイベント参加費を消費してしまったが。

 JAZZの衣装も、パンツを確保できた。母に聞いてみたら、以前に母が買ってくれたコムサのパンツが出てきた。膝を曲げても全然つっぱらない!!!こりゃ使える!! 仕事を始めてからカジュアルな恰好をすることがなかったのでほとんど穿いてなかったのだ。これは当時、美容師に人気のあったパンツで、ストレッチが効いているのでしゃがんだり動いたりするのを妨げないのだ。あとはベストとカッターシャツだけだ。