「タロットないと」@BABYRON

BARで写真撮るの、忘れた・・・


 「タロットないと」とは? アメ村にあるBAR:BABYRONでたまに行われる占いイベント。占い師はオカルト太郎。先日の「夜行金魚」や「サキノハカ」の主催者でもある。

 毎度おなじみの優柔不断の末、出かける理由にあたっては、BARにも久しく行っていないこと。そして先述のイベントの主催者に会ってみたいこと。余談になるが、実は既にタロットで自分の運勢を占っている。むろん素人なので信憑性は低いが、あまりいい暗示が出ていない。動機のひとつとして、経験がある人に見てもらいたいのだ。話を元に戻す。また、今日はわりと早い時間に帰ってくることができた。外出条件は悪くない。ただ、体毛の処理がなされていないが、パンツルック系でごまかすことにする。晩御飯を食べ、パソコンを見ながらボチボチと用意し、重い腰をようやく上げたのは既に午後22:00!!  ほんとうに何をしていたんだろう。

 この日は久々にインドの民族衣装・パンジャビ。これならごまかしも効く(笑)。メイクのできばえに関しては突っ込みご無用。クルマに乗ってミナミを目指す。軽く飲むだけだからたぶん大丈夫・・・そう大丈夫。都合で南堀江あたりに駐車してBARを目指す。夜のアメ村は初めてではないけれど・・・・・・。もっとも、月曜なので人気は週末と比べるべくもない。

 目指すBABYRONはとても分かりにくい場所にある。雑居ビルの地下一階。さて、扉をくぐると・・・・・・おお、満席?! 終電過ぎの月曜なのに?! 見たところ常連客がほとんどのようだ。ソファー席を空けてもらって座り、カルアミルクで一息入れる。マスターや初見のオカルト太郎さんと少しばかり談笑。本題の占いをやってもらうことにする。

「オカルト太郎さん、占い入りま〜す!」

マスターが声を上げる(笑)。恥ずかしいからやめて(´Д`)。

薄いスモークのナイロンカーテンで仕切られた占いブースで、妖しい香りのするお香を焚きしめて占い開始である。かかっているBGMもそれっぽくて、すごく雰囲気でてる。奇麗な小
箱からタロットカードが取り出されて、占いが開始・・・。

 ひとつめは私のサブカル系の活動のこと。この日記のカテゴリでいえば[trans][fetish]である。曖昧ではあるが、将来的なことを占ってもらった。あまり良い暗示ではないとのこと。かつての意欲は失われることはないが、目的が達成しにくくなっている。金銭的問題、仕事との関係、なにより心と体、仕事と私生活の関係のバランスが悪いということ。指針としては新たなカテゴリーの開拓や調和を目指す必要があるという。
 ふたつめは仕事のこと。良い知恵や意見を取り入れない傾向があるので、それに注意すること。女性との関係を特に大事にする必要があるらしい(大当たりだわ〜)。人間関係の調和が取れるようになるらしい。ただ、仕事に強く拘束されていることと心身のバランスが悪いことを指摘される。こちらは最後のカードが「DEATH」の逆位置で出たのでびっくり。
 全体的にいえることは総じて「バランス」が悪いということ。強い(暗示の)カードがこれだけ逆位置で出ているのも珍しいとも。よくない暗示ばかりであるが、あくまでも現時点の過去現在未来の状況であり、常に流れは変わっていくとフォローしてくれますた。

 感想としては、なかなか面白かった。片手間でやってるわけでもなく、きちんとしていました。それでいてあまり気を遣わなくて済むから楽(笑)。アンチョコのノート見ながらあれこれ考えてくれる様なんか、逆に好感が持てた。肝心の占いだけど、けっこう当たってると思う。活動意欲の低下、仕事の強い拘束、女性が強い職場、調和etc。

 占い後は少し雑談。前から一度会ってみたかったこと。イベントのこと。パフォーマンスのこと。あれこれ話す。んで、ついついネタ晴らしをやってしまった。「私が着ぐるみの中身です」と。むちゃくちゃ驚いた様子で「もっと日本橋系な人が入ってると思ってました」と。ついでに先日のドレスコードが厳しいイベントのことを聞いてみた。自分も行ってみたが、ドレスコードが厳しいだけで特筆すべきものはなかったとのこと。

 ほどなくしてBARを後にした。時間も時間なので家路を急ぐ。今日は行ってみてよかった。新しい空気に触れた感じだ。やはりもっと活動せねばならないな。それには引きこもってばかりではダメで、せめて週末なり、メイクルームに出没するだけでも良いかもしれない。

 ひとつだけ惜しいのは、11日にメイド・ウエイトレス系コスのクラブイベントがあったこと。オカルト太郎さんに教えてもらったのだ。そういや隣のクラブでやってたよ、と。コレに関する情報はまったく得られてなかった。むむむ・・・。コス系でも夜にイベントやるんだな。