またしても面談

 某デパートの搬入と搬出は雰囲気的には揚陸作戦あるいは撤退作戦と変わりない。他業者のクルマとの停車場所の争奪戦。しかも道は狭く通行人も多い。台車をエレベーターに乗せるのも一苦労。待つのも大変である。同じ日に一斉に行うからやむを得ないのだが。
 そして今日は搬出日。雨も幸いにして降り止み、搬出作業も早々に完了。すみやかに撤退する。ガレージにクルマを戻すのは私の役目だが、若主人が同乗。件の後輩のことを話す。 
「おめぇ〜異性として見すぎと違うかぁ?!」
「だから前にも言ったやろ? (オンナ)遊びしてこいって。」

「これはあの子がどうのこうのというより、オマエの問題やな。で、思っている以上にオマエは軍隊的な上下関係を考えてるな。」
「たしかに店の主人を頂点として、黒いカラスも白になる世界やけど、直属の先輩とか上司とか何とか、思い込みすぎやないか?」
「まぁアレコレ教えこむ必要もない。おまえもたかが2年と少し・・・ちょっとしたことは教えたってもいいが、敢えて先輩面しなくてもイイ。」

etcetc。
ついでに
「物言いが異常にキツイ(キツクとられる)時がある」
とのこと。

「それと、余計な気回しのし過ぎ。気遣いのつもりやろうけど、余計な一言はイラン」
「あとは(仕事でミスっても)動揺せんこっちゃな」

ということだそう。
因果を覆す戦いはまだ続く・・・。