ミミズトカゲはとうに死んでいる。ついでにカサントウも死んでしまった。前者は、まぁ原因は分かっている。後者は・・・・・・わからん。2日前まで餌を食べていたのに。ただ、このヘビはアオダイショウやシマヘビのような「徘徊性」でなく、日本にはいない「走行性」という活発なタイプのヘビである。新陳代謝が激しく、痩せやすい。慢性的な餌不足から来る栄養不足というべきか・・・・・・代謝においつかなかったのかもしれない。それでも3年以上生きた。愛着もあった。悲しいというか、寂しい感じである。いなくなってしまった。


 犬猫は家畜だ。人間社会のルールの中で生まれ、死んでゆく。一方、ハチュウ類両生類や昆虫類は違う。自然のルールの中で生きて、消えていく。爬虫類や両生類、昆虫を飼う者はふたつの異なる規範の接点を楽しめる。